プロジェクト概要

| プロジェクト名 | 嶋瀬内科クリニック |
| 所在地 | 千葉県八千代市 |
| 施工年 | 2026年 |
| 用途・種別 | クリニック |
| 対応内容 | インテリアデザイン |
先生が抱えていた想い
狭い廊下も、待ち時間も、楽しい場所に変えたい
千葉県八千代市・八千代台駅そばにある内科クリニックのインテリアデザイン。限られたスペースの中で、患者さんが「病院に来た」と構えてしまう空間ではなく、ふらりと街を歩くような気持ちで過ごせるクリニックにしたい。そんな想いに応えるプロジェクトでした。
ドムスデザインのアプローチ ― 図面を引く前にやったこと
空間の読み解き

クリニック特有の課題を洗い出すことからスタート。狭い廊下、限られた待合スペース、閉塞感を生みやすい診察動線。制約をデザインの出発点に据えました。
コンセプトの提案

「街歩き」というコンセプトを立案。路地、公園、小径といったヨーロッパの街並みの要素をクリニック空間に翻訳する方向性を提案しています。
素材と演出の設計

ガラスシート、アイアン風の照明、看板のようなサイン計画。限られた空間でも奥行きと物語を感じられるよう、素材と演出を一つひとつ設計しました。
ドムスデザインでは、デザインの前に「空間の制約」「コンセプトの翻訳」「素材と演出の設計」を行います。
いきなり線を引かない。限られた面積のクリニックでも、体験を変えるデザインは可能です。
コンセプト 「街歩き」

内科クリニックは、多くの患者さんにとって日常の延長にある場所です。定期的な通院、検査結果を聞く緊張、待ち時間の退屈。だからこそ、空間が日常を少し楽しくする存在であればいい。
「街歩き」
ヨーロッパの街を歩くように、廊下は小径に、待合は公園に、診察室への動線は路地に。ガラスシートで描いたアーチの向こうに緑が見えるエントランス、アイアン風の照明やヨーロッパの看板を思わせる室名サイン。クリニックの中を「歩く体験」そのものをデザインしています。
デザインの特徴
1. アーチの向こうに公園が広がるエントランス
ガラスシートで作ったアーチの向こうに、公園の緑が見えるような演出。廊下から見たエントランスが、クリニックの第一印象を「病院」から「街の入口」に変えます。
2.まるで公園にいるような待合空間
待合スペースを「公園」に見立てたデザイン。病院特有の緊張感を和らげ、患者さんがリラックスして待ち時間を過ごせる空間を実現しました。
3. 路地を歩くように進む診察動線
狭い廊下を「楽しく歩ける小径」に変換。診察エリアへ向かう動線を「路地を入るように」デザインし、移動そのものが空間体験の一部になっています。
4. ヨーロッパの街角を思わせるディテール
室名サインはヨーロッパの街の看板のようなデザインに。パウダーコーナーにはアイアン風の照明や鏡を採用し、空間全体に「街歩き」の世界観を貫いています。
結果・成果
「歩く体験」がクリニックを変えた
| コンセプトの実現 | 「街歩き」をテーマに、クリニック全体を一つの街に見立てた空間を完成 |
| 制約の克服 | 狭い廊下・限られたスペースを逆手に取り、路地や小径として演出 |
| 統一感のあるデザイン | エントランスから診察室、パウダーコーナーまで一貫した世界観を実現 |
